★祝!年間15万人★ ご利用ありがとうございます。 無料会員登録よろしくお願いします。 記事投稿頑張ります。 2024/9/22ハレル

抗血小板薬5種類の一般名と作用機序の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】

抗血小板薬5種類の一般名と作用機序の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】
悩む人

抗血小板薬って沢山あって一般名と作用機序が覚えられない。
覚え方・ゴロを教えてほしい。

こういった悩みを解決します。

本記事では有名な抗血小板薬である

  • アスピリン
  • チクロピジン
  • クロピドグレル
  • プラスグレル
  • シロスタゾール

の5種類を取り上げ、作用機序の覚え方・ゴロを解説します。

ハレル

ゴロでサクッと覚えちゃおう!

目次:クリックで飛べます。

抗血小板薬5種類の一般名と作用機序の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】

【覚えるべき抗血小板薬】

  • アスピリン:トロンボキサンA2合成阻害(COX阻害)
  • チクロピジン:ADP受容体阻害
  • クロピドグレル:ADP受容体阻害
  • プラスグレル:ADP受容体阻害
  • シロスタゾール:PDE阻害薬

※ADP受容体阻害薬のチクロピジン・クロピドグレル・プラスグレルはチエノピリジン系抗血小板薬と呼ばれます。

  • TXA2:トロンボキサンA2 thromboxane A2
  • COX:シクロオキシゲナーゼ cyclooxygenase
  • ADP:アデノシン二リン酸 adenosine diphosphate
  • PDE:ホスホジエステラーゼ phosphodiesterase

血小板による一次止血は粘着→放出→凝集の3ステップで行われます。

放出では

  • TXA2:トロンボキサンA2 thromboxane A2
  • ADP:アデノシン二リン酸 adenosine diphosphate

といった物質が放出され、血小板の活性化・凝集促進が起こります。

つまり、TXA2やADPの働きを抑制することで抗血小板薬作用が生じます。

  • アスピリンではCOXという酵素を阻害することでTXA2の合成を阻害
  • チエノピリジン系(チクロピジン・クロピドグレル・プラスグレル)はADP受容体を阻害

また、PDE:ホスホジエステラーゼは放出を促進するので、PDEの働きを阻害することで抗血小板薬作用が生じます。

  • シロスタゾールはPDEを阻害

ハレル

↓↓↓覚え方・ゴロを確認しよう!

ゴロ:決勝は「アストロ」「乳首でぐれるアダルト」「シロップでそう」

決勝は→抗血小板薬

①アストロ→アスピリンはトロンボキサンA2合成阻害

②乳首でぐれるアダルト→チクロピジンとクロピドグレルとプラスグレルADP受容体阻害

③シロップでそう→シロスタゾールはPDE阻害薬

以上より、抗血小板薬の一般名と作用機序は

  • アスピリン:トロンボキサンA2合成阻害(COX阻害)
  • チクロピジン:ADP受容体阻害
  • クロピドグレル:ADP受容体阻害
  • プラスグレル:ADP受容体阻害
  • シロスタゾール:PDE阻害薬

と分かります。

終わりに

お疲れさまでした。

参考になれば幸いです。

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