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月月火水木金金!週8勤務という現実【社畜医生存日記1】

月月火水木金金!週8勤務の実態【社畜医生存日記1】

研修医1年目、今日も生きている。

自分が生きた証を残しておこうと思う。

全財産は妻に譲る。

なお、まだ死んでいない。

ただし、元気でもない。

同期はすでに疲弊して脱落しそうである。

「俺、医師向いてないわ。」

「俺、今日こそは家に帰ってゆっくり寝るのが夢なんだ。」

「俺、このローテ乗り切ったら彼女にプロポーズするんだ。」

「俺、上級医の名前聞いただけでフラッシュバックして辛い。」

みんなそれぞれ死亡フラグを平然と口に出す。

誰一人、来年の話はしない。

今日を生き抜くのに精一杯である。

幸せな明日が来ることは、誰も前提にしていない。

この病院は田舎の超急性期病院。

コンセプトは「医師10年分の経験を初期研修2年に詰め込む」。

病院見学の時に事務の人がそう言っていた。

みんな、それを受け入れ、乗り切ろうと入職した志の高い同期である。

しかし、10年分の労働は負荷が重すぎた。

10年分の責任も一緒に詰め込まれていた。

2つ上の先輩はすでに仕事に耐えられず消えていた。

1つ上の先輩は上級医のパワハラで休職していた。

そんな環境下にいる上級医。面構えが違う。

外れていないネジを見つける方が難しい。

下記が入職直後の社畜医のスケジュールである。

4月7日(月)  :日勤+ICLS講習+当直=寝られない

4月8日(火)  :日勤+飲み会=寝られない

4月9日(水)  :日勤+オンコール=寝られない

4月10日(木) :日勤+当直=寝られない

4月11日(金) :日勤+オンコール=寝られない

4月12日(土) :日勤+オンコール=寝られない

4月13日(日) :日勤+当直=寝られない

4月14日(月) :日勤+オンコール=寝られない

4月15日(火) :日勤+オンコール=寝られない

4月16日(水) :日勤+当直=寝られない

結論:10日間、まともに寝られた日は0日である。

なお、これは特別な日ではない。

入職翌週にも関わらず、平然と10日間に当直を4回入れてくるあたり、素晴らしい医療体制である。

当直はもちろん一睡もできない。

働け。労働基準法。

当院の救急外来は多い日で1日100件を超える来院者を誇る。

ファーストタッチ、初期対応からコンサルトまでを初期研修医が担う。

上級医は形上いるが医局からおりてこない。

上級医は天上人であり、初期研修医は消耗品である。

common diseaseから脳卒中、敗血症、心筋梗塞、急性大動脈解離まで、雪崩の様に運ばれて来る。

涙ながらに初期研修医2年目に教えを乞い対応する。

教えてもらえるだけで、まだ生きていける。

研修医同士で助け合う。

それこそが、この病院での生存条件だ。

社畜医、今日も生存。

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