悩む人HLAと疾患の組み合わせの覚え方・ゴロを教えてほしい。
こういった悩みを解決します。



ゴロでサクッと覚えちゃおう。
HLAと関連疾患の組み合わせの覚え方・ゴロ【CBT国試対策】


上記のHLA関連疾患で特定のHLAの陽性率は下記のとおりです。
- HLA-B7:RS3PE症候群(6割)
- HLA-B27:強直性脊椎炎(8割)・反応性関節炎(7割)・乾癬性関節炎(3割)・炎症性腸疾患関連関節炎(4割)・SAPHO症候群(2割)
- HLA-B51:Behcet病(6割)
- HLA-B52:高安動脈炎(大動脈炎症候群)(5割)・潰瘍性大腸炎(3割)
- HLA-B54:びまん性汎細気管支炎(DPB)(7割)
- HLA-DR2:ナルコレプシー(9割)・SLE(全身性エリテマトーデス)(2割)
- HLA-DR4:自己免疫性肝炎(AIH)(6割)・Vogt-小柳-原田病(5割)・関節リウマチ(6割)・リウマチ性多発筋痛症(4割)・巨細胞性動脈炎(側頭動脈炎)(6割)
- HLA-DR8:原発性胆汁性胆管炎(原発性胆汁性肝硬変)(PBC)(6割)
特に陽性率が高い疾患を優先的に覚えていきましょう。
HLA-B27:強直性脊椎炎・反応性関節炎の覚え方・ゴロ


強直性脊椎炎・反応性関節炎・乾癬性関節炎・炎症性腸疾患関連関節炎・SAPHO症候群はリウマトイド因子(RF)や抗CCP抗体が陰性にも関わらず、関節リウマチに類似した関節炎を起こすため、血清反応陰性関節炎と呼ばれています。
詳しくは別記事で解説予定です。
HLA-B51:Behcet病の覚え方・ゴロ


ベーチェット病の正式名称はBehçet’s diseaseであり、BechetではなくBehçetです。
実は拡大してみると、çの中身に5が隠れており、tと合わせて51と分かります。
HLA-B52:高安動脈炎(大動脈炎症候群)の覚え方・ゴロ


高安動脈炎の安に52が隠れています。
HLA-B54:びまん性汎細気管支炎(DPB)の覚え方・ゴロ


ゴロ:この世は肥満だらけ
この世は→HLA-B54
肥満だらけ→びまん性汎細気管支炎
HLA-DR2:ナルコレプシーの覚え方・ゴロ


ナルコレプシーとは日中に耐えがたい眠気に襲われ、普通は眠らない状況でも突然眠り込んでしまう疾患です。
どろどろに眠ってしまう病気です。詳しくは別記事(精神科)で解説予定です。
HLA-DR4:自己免疫性肝炎(AIH)・Vogt-小柳-原田病・関節リウマチの覚え方・ゴロ


4はAと似ているので、Aが付くAIHやRA関連の疾患が当てはまります。
またVogtはフォークトと読むので4(four)と関連付けて覚えられます。
HLA-DR8:原発性胆汁性胆管炎(原発性胆汁性肝硬変)(PBC)の覚え方・ゴロ


PBCの中に8があるので、原発性胆汁性胆管炎はHLA-DR8と関連付けて覚えられます。
終わりに
お疲れさまでした。参考になれば幸いです。



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