Evans症候群の特徴の覚え方・ゴロを教えてほしい。
こういった悩みを解決します。
本記事ではEvans症候群(エバンス症候群)の特徴についてまとめ、
覚え方・ゴロを紹介します。
ゴロでサクッと覚えちゃおう!
Evans症候群(エバンス症候群)とは?SLE合併?覚え方・ゴロ【CBT国試対策】
Evans症候群(エバンス症候群)とは
温式AIHA(自己免疫性溶血性貧血)とITP(免疫性血小板減少性紫斑病)を合併する病態です。
特に、温式AIHAでは10~20%にITPを合併するとされています。
さらに、Evans症候群は経過中にSLE(全身性エリテマトーデス)に移行する場合があります。
※ITP※
- 免疫性血小板減少性紫斑病:immune thrombocytopenic purpura
- 特発性血小板減少性紫斑病:idiopathic thrombocytopenic purpura
以前は「特発性」と呼ばれていましたが、自己免疫機序が明らかになり「免疫性」と名前が変更されました。
覚え方①:エヴァ愛
エヴァ→Evans症候群(エバンス症候群)
愛→アイ→アイハ(AIHA)+アイティーピー(ITP)
覚え方②:「免疫性」が共通点
温式AIHA(自己免疫性溶血性貧血)
ITP(免疫性血小板減少性紫斑病)
覚え方③:赤血球減少(温式AIHA)→血小板減少を合併(ITP)→白血球減少も合併(SLE)と経過する
温式AIHAでは赤血球と自己抗体が結合し、血管外溶血(脾臓で破壊)が起こり赤血球減少
ITPでは血小板と自己抗体が結合し、脾臓で破壊され血小板減少
SLEでは免疫機序による骨髄抑制が起こり汎血球減少(白血球減少も合併)
「エヴァを愛する」と覚えてもいいかも!
エヴァを愛(AIHA+ITP)する(する=SLE)
以上より、Evans症候群(エバンス症候群)とは
- 温式AIHA(自己免疫性溶血性貧血)とITP(免疫性血小板減少性紫斑病)を合併する病態
- さらに、経過中にSLE(全身性エリテマトーデス)を合併する場合がある
と分かります。
自己免疫性溶血性貧血AIHAの
特徴の覚え方・ゴロを総まとめしました↓↓↓
終わりに
お疲れさまでした。
参考になれば幸いです。
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