胎児で造血器官が卵黄嚢→肝臓→骨髄に変化する時期はいつ?
覚え方・ゴロを教えてほしい!
こういった悩みを解決します。
本記事では胎児の造血器官の変化の時期の覚え方を2つ紹介します。
胎生の週数と妊娠週数を混ぜて考えると試験で間違えるので、「胎生週数と妊娠週数の違い」も確認しましょう。
ゴロでサクッと覚えちゃおう!
【胎児の造血器官の変化】卵黄嚢-肝臓-骨髄の時期の覚え方・ゴロ
ゴロ①:肝臓の「肝」から「ニーナ」を連想する。
ニー→胎生2か月までは卵黄嚢
ナ→胎生7か月までは肝臓・脾臓、胎生7か月以降は骨髄
ゴロ②:ハニワの血
ハ→胎生8週までは卵黄嚢
ニワの→胎生28週までは肝臓・脾臓、胎生28週以降は骨髄
血→造血器官の変化
以上より、胎児の造血器官の変化は
- 胎生2か月(8週)までは卵黄嚢
- 胎生7か月(28週)までは肝臓・脾臓
- それ以降は骨髄
と分かります。
「胎生2か月~7か月は肝臓・脾臓」を絶対に覚えて、
それより前は卵黄嚢、後は骨髄と考えよう!
胎生週数で出題されることも、
妊娠週数で出題されることもあるから違いを押さえておこう!
胎生週数と妊娠週数の違い【CBT国試対策】
覚えるべきこと:胎生週数=妊娠週数-2
胎生の週数は「受精してから何週間が経過したか?」を数え、
妊娠週数は「最終月経日から何週間が経過したか?」を数えます。
最終月経がはじまった日(月経初日)を0週0日とするので、
- 月経期間:約5±2日
- 増殖期(月経で剥がれ落ちた子宮内膜が増殖する):約7日
- 増殖期終了後に排卵が起こり受精まで:約1日
より、受精日は最終月経日から約2週間後と分かります。
したがって、『胎生週数=妊娠週数-2』となります。
以上を踏まえると、胎児の造血器官の変化は
- 胎生2か月(胎生8週=妊娠10週)までは卵黄嚢
- 胎生7か月(胎生28週=妊娠30週)までは肝臓・脾臓
- それ以降は骨髄
と計算できます。
10と30でキリが良くて
逆に覚えやすいかもしれないね!
終わりに
お疲れさまでした。
参考になれば幸いです。
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