経口血糖降下薬って沢山あって、作用機序や副作用が覚えられない。
何か良い覚え方ないの~?
こういった悩みを解決します。
本記事では①経口血糖降下薬の作用機序、②副作用の覚え方・ゴロを
過去に出題された重要ポイントを中心にまとめていきます。
99回では経口血糖降下薬の作用機序が出題され、
112回ではでビグアナイド薬の具体例「メトホルミン」が出題され、
そのほかにも経口血糖降下薬は頻出だから
押さえるべきポイントをサクッと覚えておこう!
経口血糖降下薬の作用機序と副作用の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】
扱う経口血糖降下薬一覧はコチラになります。
- ビグアナイド薬:代表例「メトホルミン」
- チアゾリジン薬
- スルホニル尿素薬(SU薬)
- 速効型インスリン分泌促進薬:グリニド薬(フェニルアラニン誘導体)
- インクレチン関連薬:DPP-4阻害薬・GLP-1受容体作動薬
- α-グルコシダーゼ阻害薬
- SGLT2阻害薬
まずはゴロで最重要ポイントを覚えていこう!
次の章で知識の肉付けを行っていくので、
気にせず前に進もう!
経口血糖降下薬を導入するときは
腎障害(Cr値はどうか?)を確認してから開始しよう!
経口血糖降下薬の作用機序の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】
インスリン抵抗性改善薬か?
インスリン分泌促進薬か?を区別できるようになろう。
①作用機序のゴロ:抵抗するビッチ
抵抗する→インスリン抵抗性改善薬
ビ→ビグアナイド薬
チ→チアゾリジン薬
以上より、インスリン抵抗性を改善する経口血糖降下薬は
- ビグアナイド薬
- チアゾリジン薬
と分かります。
②作用機序のゴロ:お腹グルグル
お腹→小腸からの糖吸収抑制
グルグル→α-グルコシダーゼ阻害薬
以上より、小腸からの糖の吸収を抑制する経口血糖降下薬は
- α-グルコシダーゼ阻害薬
と分かります。
③作用機序の覚え方:SGLTの正式名称はsodium glucose cotransporter:Na/グルコース共輸送体
SGLTという輸送蛋白は原尿中のナトリウムが近位尿細管内へ移動する力を用いて、
グルコースを原尿→近位尿細管→血管へと輸送します。
つまり、SGLTを阻害することでグルコースは再吸収されず、尿へ排泄されます。
=血糖値を低下させる。
以上より、尿に糖を排泄する経口血糖降下薬は
- SGLT2阻害薬
と分かります。
ほかの作用機序は次の章で説明しながら覚えていきましょう!
経口血糖降下薬の副作用の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】
①副作用のゴロ:美乳吸って致死
美→ビグアナイド薬
乳→乳酸アシドーシス
吸っ→スルホニル尿素薬
て→低血糖
致→チアゾリジン薬
死→心不全の悪化・発症
※下ネタ注意
①副作用のゴロ+α:速攻グリグリ、フェラで低血糖・・・
速攻→速効型インスリン分泌促進薬
グリグリ→:グリニド薬
フェラ→フェニルアラニン誘導体
低血糖→低血糖
ぐったり(低血糖)するイメージ
以上より、
- ビグアナイド薬の副作用は乳酸アシドーシス
- スルホニル尿素薬の副作用は低血糖
- チアゾリジン薬の副作用は心不全の悪化
と分かります。
この3種類の経口血糖降下薬の副作用は
特に頻出なのでまとめてゴロにしました。
また、
- 速効型インスリン分泌促進薬:グリニド薬(フェニルアラニン誘導体)の副作用は低血糖
と分かります
意外と別名を知らない人が多いけど、覚えておこう!
速効型インスリン分泌促進薬=グリニド薬=フェニルアラニン誘導体
一般に経口血糖降下薬の副作用として低血糖が起こる可能性はありますが、
特にスルホニル尿素薬・グリニド薬で起こりやすいので覚えておきましょう。
理由は次の章で解説します。
先ほど紹介した『②作用機序のゴロ:お腹グルグル』と
同じゴロを再利用しましょう!
②副作用のゴロ:お腹グルグル
お腹グルグル→お腹壊してそう→消化管症状(腹部膨満感・下痢・放屁)
グルグル→α-グルコシダーゼ阻害薬
以上より、
- α-グルコシダーゼ阻害薬の副作用は消化管症状(腹部膨満感・下痢・放屁)
と分かります。
先ほど紹介した『③作用機序の覚え方:SGLT』から
連想して考えよう!
③副作用の覚え方:SGLTが存在するのは近位尿細管上皮
SGLT→SGLT2阻害薬
近位尿細管上皮→尿路症状(多尿による脱水・尿路感染症・性器感染症)
以上より、
- SGLT2阻害薬の副作用は尿路症状(多尿による脱水・尿路感染症・性器感染症)
と分かります。
尿路感染症・性器感染症・脱水が起こる機序については次の章で解説します。
【今の段階では↓この対比をイメージして覚えよう!】
- α-グルコシダーゼ阻害薬の副作用は消化管症状
- SGLT2阻害薬の副作用は尿路症状
経口血糖降下薬の作用機序と副作用の覚え方・ゴロまとめ【CBT国試対策】
覚え方・ゴロを復習しながら、まとめていくよ!
経口血糖降下薬は大きく3つの作用機序があり、
- インスリン抵抗性を改善する→インスリン抵抗性改善薬
- インスリン分泌を促進する→インスリン分泌促進薬
- 糖をそもそも吸収しないで体外へ排出する→糖吸収調節薬・尿糖排泄薬
と分類できます。
インスリン抵抗性改善薬
- ビグアナイド薬
- チアゾリジン薬
インスリン分泌促進薬
- スルホニル尿素薬(SU薬)
- 速効型インスリン分泌促進薬のグリニド薬(フェニルアラニン誘導体)
- インクレチン関連薬のDPP-4阻害薬・GLP-1受容体作動薬
糖吸収調節薬・尿糖排泄薬
- 糖吸収調節薬のα-グルコシダーゼ阻害薬
- 尿糖排泄薬のSGLT2阻害薬
作用機序の分類の覚え方は
- 「①作用機序のゴロ」でインスリン抵抗性改善薬を覚える。
- 「②作用機序のゴロ」と「③作用機序の覚え方」で糖吸収調節薬・尿糖排泄薬を覚える。
- 残った薬剤はインスリン分泌促進薬と考える。
の3ステップで覚えられます。
ビグアナイド薬:代表例は「メトホルミン」【覚え方・ゴロ】
ビグアナイド薬はインスリン抵抗性改善薬の1種です。
インスリン抵抗性改善の他に「糖新生抑制」という作用機序があります。
国試に出題されているので理論的に覚えましょう。
ビグアナイド薬の作用機序である糖新生抑制の覚え方
①ビグアナイド薬の副作用に乳酸アシドーシスがあったことを前章の「①副作用のゴロ」で思い出す。
②乳酸アシドーシスになる機序を考える。
糖新生とは糖以外の物質から糖を作り出すことです。
乳酸を例にすると、
「乳酸→ピルビン酸→クエン酸回路(TCAサイクル)→オキサロ酢酸→解糖系→グルコース」
という経路を糖新生と呼びます。
では糖新生を阻害すると、どうなるでしょうか?
材料の乳酸が余って、乳酸が血中に増えちゃう!
ビグアナイド薬では糖新生を阻害するので、経路の始まりである乳酸は消費されずに増加してしまいます。
したがって、乳酸アシドーシスが起こるのです。
つまり、ビグアナイド薬の副作用である乳酸アシドーシスを覚えておけば、
逆説的に作用機序の糖新生抑制が導けます。
乳酸アシドーシスについて
ビグアナイド薬の副作用に乳酸アシドーシスがあるため、乳酸アシドーシスをきたしやすい状態である
- ヨード造影剤
- 心不全・肝機能障害・腎機能障害
- 大量飲酒
では禁忌となります。
【機序】ビグアナイド薬「メトホルミン」で、なぜ乳酸アシドーシス?
ヨード造影剤では一過性に腎機能が低下し、
不揮発酸(呼吸で排出できない)である乳酸の排泄ができなくなり、
体内に貯留するため乳酸アシドーシスとなります。
(同様の理由で腎機能障害時に乳酸アシドーシスが起こりやすい。)
心不全では低酸素血症による嫌気性代謝が亢進して、乳酸が発生し乳酸アシドーシスとなります。
運動したとき(低酸素状態)で乳酸がたまるイメージと同じだね!
肝機能障害では乳酸を分解できないため、
大量飲酒ではアルコールに乳酸が加わり分解が追い付かないため、乳酸アシドーシスとなります。
医師国家試験【112A57】では
ビグアナイド薬「メトホルミン」増量+アルコール多飲
→意識障害→乳酸アシドーシス疑い
という問題がありました。
ビグアナイド薬とメトホルミンを関連付ける覚え方
- ①ビグアナイド薬の副作用は乳酸アシドーシス
- ②乳→乳牛のホルスタインを連想
- ③ホルスタインとメトホルミンは「ホル」が共通点
メトホルミンは一般名ですが国試に出題あり!!!
乳牛としてホルスタインという品種が有名です。
以上より、
- メトホルミンはビグアナイド薬
と分かります。
ビグアナイド薬とメトホルミンを関連付ける覚え方のツイート
ちなみに、内科専門医試験的には
ビグアナイド薬「メトホルミン」の長期服用
→ビタミンB12欠乏
→巨赤芽球性貧血
という流れが大切らしい。
国試に出たら覚えよう。
チアゾリジン薬【覚え方・ゴロ】
チアゾリジン薬はインスリン抵抗性改善薬の1種です。
CBTではチアゾリジンジオンという化合物の名前で出題されました。
副作用には
- 心不全の増悪・発症
- 体重増加
- 浮腫
があります。
作用機序は皮下に脂肪細胞を増殖させて、糖を取り込ませることで血糖値を下げます。
糖新生は抑制しないので、ビグアナイド薬より多くの糖が脂肪細胞として沈着し(体液増加)、
心不全の増悪・体重増加・浮腫が見られます。
したがって、
- 心不全患者・既往には禁忌
となります。
スルホニル尿素薬(SU薬)
速効型インスリン分泌促進薬のグリニド薬(フェニルアラニン誘導体)【覚え方・ゴロ】
スルホニル尿素薬
速効型インスリン分泌促進薬のグリニド薬(フェニルアラニン誘導体)
はインスリン分泌促進薬の1種です。
副作用は
- 低血糖
です。
【インスリン分泌促進薬には2種類ある】
インスリン分泌促進薬には
- 血糖値にかかわらず血糖値を下げる血糖非依存性
- 血糖値が高くなると血糖値を下げる血糖依存性
の2種あります。
血糖非依存性の経口血糖降下薬には
- スルホニル尿素薬(SU薬)
- 速効型インスリン分泌促進薬のグリニド薬(フェニルアラニン誘導体)
が分類されます。
血糖依存性の経口血糖降下薬には
- インクレチン関連薬のDPP-4阻害薬・GLP-1受容体作動薬
が分類されます。
血糖非依存性の経口血糖降下薬
スルホニル尿素薬(SU薬)・速効型インスリン分泌促進薬のグリニド薬(フェニルアラニン誘導体)は、
血糖値にかかわらずインスリン分泌を促進してしまう経口血糖降下薬であるので、
副作用に低血糖があります。
血糖依存性の経口血糖降下薬
DPP-4阻害薬・GLP-1受容体作動薬は、
グルコース濃度依存性にインスリンの分泌を促進する物質であるインクレチンの関連薬です。
つまり、血糖値が低下してくると薬自体の作用も低下するため、低血糖になりにくいのです。
※スルホニル尿素薬と併用した場合はもちろん低血糖に注意すべきです。
インクレチン関連薬のDPP-4阻害薬・GLP-1受容体作動薬【覚え方・ゴロ】
インクレチンとは『グルコース濃度依存性にインスリンの分泌を促進するホルモン』です。
内分泌代謝と消化器の知識を合わせて覚えちゃおう!
インクレチンは2種類存在し、インスリン分泌促進に加えて
- ガストリン分泌を抑制(胃酸分泌抑制)するGIP
- グルカゴン分泌を抑制するGLP-1
があります。
また、インクレチン(GIP・GLP-1)を分解する酵素として
- DPP-4
があります。
覚え方:略称から正式名称を考えると導ける!
GIP
覚え方①:GIP→Glucose dependent Insulinotropic Polypeptide→グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド
つまり、グルコース濃度依存性にインスリンを分泌する(GIPとGLP-1に共通する作用)と分かります。
さらに、
覚え方②:GIP→Gastric Inhibit Polypeptide→胃抑制ポリペプチド
と考えると、GIPはガストリン分泌抑制作用(胃酸分泌抑制作用)を持つ(GLP-1には無い作用)と分かります。
GLP-1
覚え方:GLP-1→Glucagon Like Peptide 1→グルカゴン様ペプチド
つまり、グルカゴンと構造が似ているためネガティブフィードバックによるグルカゴン分泌抑制作用があります。
DPP-4
覚え方:DPP-4→Dipeptidyl Peptidase-4→ジペプチジルペプチダーゼ4阻害薬
つまり、「ペプチターゼ→タンパク質を分解→ホルモンを分解→GIP・GLP-1を分解する」と分かります。
以上から、DPP-4阻害薬・GLP-1受容体作動薬の作用機序を考えてみると、
- DPP-4阻害薬はGIPとGLP-1を増加させ
- GLP-1受容体作動薬はGLP-1作用を増加させ
- グルコース濃度依存性にインスリン分泌促進(インスリン分泌促進薬)による血糖値低下
- +グルカゴン分泌抑制による血糖値低下
と分かります。
GIPの作用やGLP-1の作用は知識問題で聞かれるので覚えておこう!
糖吸収調節薬のα-グルコシダーゼ阻害薬【覚え方・ゴロ】
α-グルコシダーゼは小腸に存在する二糖類を単糖類に分解する酵素です。
二糖類は単糖類に分解されると吸収されやすくなります。
したがって、α-グルコシダーゼ阻害薬の作用機序は糖吸収抑制による血糖値低下です。
副作用として
- 消化管症状(腹部膨満感・下痢・放屁)
があります。
「②副作用のゴロ:お腹グルグル」に加えて、
通常より多くの二糖類が腸管内にとどまるため消化・吸収が進まず、
- 腹部膨満感(消化できずに食べ物が溜まる)
- 下痢(水分を含んだ食べ物が溜まる)
- 放屁(発酵が進む)
が起こると考えるとわかりやすいです。
尿糖排泄薬のSGLT2阻害薬
SGLT2阻害薬は『グルコースは再吸収されず、尿へ排泄される。=血糖値を低下させる。』と解説しました。
尿中にグルコースが排泄されると、尿の浸透圧が上昇し、浸透圧利尿が起こります。
浸透圧利尿によって脱水が起こります。
また、尿中に糖が存在すると糖を餌に細菌が増殖するため尿路感染症や性器感染症が起こりやすくなります。
以上より、尿糖排泄薬のSGLT2阻害薬の副作用には
- 多尿による脱水
- 尿路感染症
- 性器感染症
があると分かります。
確認問題:医師国家試験に挑戦
医師国家試験【99E64】
経口糖尿病薬と主な作用の組合せで誤っているのはどれか。
a スルホニルウレア薬:インスリン分泌促進
b ビグアナイド薬:肝の糖産生抑制
c α-グルコシダーゼ阻害薬:糖質吸収抑制
d チアゾリジン薬:インスリン抵抗性改善
e フェニルアラニン誘導体:インスリン作用増強
答えは e
フェニルアラニン誘導体は速効型インスリン分泌促進薬である。
医師国家試験【101F64】
薬剤と主な副作用の組合せで誤っているのはどれか。
a スルホニル尿素薬 ——— 低血糖
b ビグアナイド薬 ——— 浮 腫
c チアゾリジン薬 ——— 体重増加
d ACE阻害薬 ——— 咳 嗽
e HMG-CoA還元酵素阻害薬 ——— 横紋筋融解症
答えは b
ビグアナイド薬とくれば乳酸アシドーシス。
医師国家試験【113D21】
45歳の男性。膵腫瘍の精査のため来院した。15年前から2型糖尿病で自宅近くの診療所で内服治療を受けている。3か月前から急激に血糖コントロールが悪化したため腹部超音波検査を受けたところ、膵腫瘍が認められ紹介受診となった。eGFR 48mL/分/1.73m2。
腹部造影CTを計画する際に検査前後数日間の休薬を検討すべき薬剤はどれか。
a DPP-4阻害薬
b SGLT2阻害薬
c ビグアナイド薬
d スルホニル尿素薬
e α-グルコシダーゼ阻害薬
答えは c
造影+ビグアナイド薬=乳酸アシドーシのリスクとなるため、休薬が推奨される。
医師国家試験【112A57】
48歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。同行した家人によると、3年前からかかりつけ医で2型糖尿病の内服治療を受けている。喫煙歴はないが、毎日缶ビール500mLを1、2本程度飲むという。昨日は糖尿病の薬を普段通りに内服し夕食時に缶ビール3本に加えて日本酒2合を飲んで就寝した。朝になっても起きてこないので家人が様子を見に行ったところ反応がおかしかったので救急車を要請した。意識レベルはJCS II-20。身長170cm、体重81kg。体温35.7℃。心拍数92/分、整。血圧156/98mmHg。呼吸数24/分。SpO2 99 % (room air)。家人が持参してきていたお薬手帳を別に示す。
血糖に加えて、まず確認すべき血液検査項目はどれか。
a 乳酸
b ケトン体
c インスリン
d アルコール
e 血清浸透圧
答えは a
お薬手帳からメトホルミン=ビグアナイド薬の増量が読み取れる。
ビグアナイド薬の増量+アルコール増量で乳酸アシドーシスをきたした可能性が高い。
(アルコール増量により肝臓の酵素の仕事量が増え、乳酸の分解が間に合わなくなる。)
終わりに
これでかなり経口血糖降下について詳しく覚えられたはず!
お疲れさまでした。
参考になれば幸いです。
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