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【痛風治療薬】コルヒチン-アロプリノール-ベンズブロマロン-プロベネシドの覚え方・ゴロ

【痛風治療薬】コルヒチン-アロプリノール-ベンズブロマロン-プロベネシドの覚え方・ゴロ
悩む人

痛風の治療薬が覚えられない。
覚え方・ゴロを教えてほしい。

こういった悩みを解決します。

本記事では痛風の治療薬である

  • コルヒチン
  • アロプリノール
  • ベンズブロマロン
  • プロベネシド

の作用機序と適応について覚え方・ゴロを紹介します。

目次:クリックで飛べます。

痛風の治療薬「コルヒチン」の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】

痛風は関節包内に沈着した尿酸によってマクロファージなどから炎症性サイトカインが分泌され、

好中球が関節包内に遊走し激痛をきたす疾患です。

痛風の急性期治療薬は

  • コルヒチン(好中球遊走阻害薬)
  • NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)

です。

ハレル

NSAIDsは抗炎症薬として有名なので覚えられると思います。

覚えるべきことは

  • 『コルヒチンが好中球の遊走を阻害すること』
  • ②『コルヒチンの適応疾患は好中球活性化が病態にある痛風・Sweet病・Behçet病・家族性地中海熱』

の2点です。

ハレル

①をまず覚えて、②は皮膚科で解説します!

ゴロ:好中球がコール(call)で凍る

好中球+凍る(動けなくなるイメージ)→好中球遊走阻害

コール→コルヒチン

悩む人

しょうもない駄洒落。

以上より、

  • コルヒチン好中球遊走阻害による痛風治療薬

と分かります。

【コルヒチンの作用機序】

コルヒチンは微小管阻害作用によって好中球の遊走を阻害します。

つまり、好中球が関節包内に集まった遊走後には効果が少ないため、

急性期の特に前兆期に用いられ、慢性期の治療としては用いられません。

痛風の治療薬「アロプリノール」の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】

痛風の慢性期治療薬には

  • アロプリノール(尿酸合成阻害薬)
  • ベンズブロマロン(尿酸排泄促進薬)
  • プロベネシド(尿酸排泄促進薬)

があります。

アロプリノール尿酸合成を低下させることで血中尿酸値を低下させます。
=尿路結石のリスクを下げる

一方、ベンズブロマロンとプロベネシド尿酸排泄を促進することで血中尿酸値を低下させます。
=尿路結石のリスクが上がる

したがって、尿路結石の既往にはベンズブロマロンとプロベネシドは禁忌または慎重投与となります。

覚え方:痛風の原因は「プリ」ン体

プリン体→アロプリノール

以上より、痛風の治療薬は

  • アロプリノール(尿酸合成阻害薬)

と分かります。

痛風の治療薬「ベンズブロマロン・プロベネシド」の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】

ゴロ:風呂で尿は禁忌

風呂→フロ→ベンズブロマロン・プロベネシド

尿→尿酸排泄促進

禁忌→尿酸排泄促進によって尿路結石が起こるリスクが上昇するため、尿路結石既往にて禁忌

悩む人

ベンズブロマロンもプロベネシドも名前に「フロ」が入ってるんだね!

以上より、痛風の治療薬には

  • ベンズブロマロン・プロベネシド(尿酸排泄促進薬)
  • 尿路結石の既往には禁忌・慎重投与

と分かります。

終わりに

お疲れさまでした。

参考になれば幸いです。

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