★祝!年間15万人★ ご利用ありがとうございます。 無料会員登録よろしくお願いします。 記事投稿頑張ります。 2024/9/22ハレル

GH成長ホルモンの分泌を促進・抑制する因子の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】

GH成長ホルモンの分泌を促進・抑制する因子の覚え方・ゴロ【CBT・医師国家試験対策】
悩む人

GH成長ホルモンを放出させる因子が多すぎて覚えられない!
何かいい方法ないの~???

こういった悩みを解決します。

本記事では「GH成長ホルモンの分泌を促進・抑制する因子の覚え方・ゴロ」を紹介して、

さらに、なぜ覚えないといけないのかを疾患と関連させて解説します。

ハレル

ゴロでサクッと覚えちゃおう!

2024年11月更新:ゴロにクロニジン負荷試験を追加しました。イラストも更新しました。

目次:クリックで飛べます。

GH成長ホルモンの分泌を促進する因子の覚え方・ゴロ

GH成長ホルモンの分泌を促進・抑制する因子の覚え方・ゴロ【CBT・医師国家試験対策】

ゴロ:成長ある黒プロイーグル (イーグルは鷲ワシのこと。)

成長 → 成長ホルモンの分泌促進因子・GHRH成長ホルモン放出ホルモン

ある → アルギニン(アミノ酸の1つ)

クロ→クロニジン(α2刺激薬)

プロ → プロプラノロール(β遮断薬)

イー → ンスリン

グル → グルカゴン

したがって、GH成長ホルモンの分泌を促進する因子は

  • GHRH成長ホルモン放出ホルモン(当たり前ですが、一応)
  • アルギニン
  • クロニジン(α2刺激薬)
  • プロプラノロール(β遮断薬)
  • インスリン
  • グルカゴン

の6種類です。

悩む人

インスリンもグルカゴンも働きは反対っていうイメージだけど、
クロニジンもプロプラノロールも働きは反対っていうイメージだけど、
共に成長ホルモンの分泌促進なんて、不思議だね。

GHRH成長ホルモン放出ホルモンの分泌を因子する物質の覚え方・ゴロ

ハレル

GHじゃなくて、GHRHの分泌を促進する因子だよ!
しょうもないから、小見出しにした(笑)
参考程度にどぞ~

しょうもない覚え方

覚え方:ドパドパ放出放出

ドパドパ → ドパミン

放出放出 → GHRH成長ホルモン放出ホルモンを放出

したがって、

  • GHRHはドパミンによって分泌促進

と分かります。

ハレル

無いよりマシ。
ノリが良い感じで、「ドパドパ放出放出~」って
唱えてたら覚えられた(笑)

結局は、ドパミンがGHRH分泌を促進して、GH分泌促進の方向に働きます。

GH成長ホルモンの分泌を抑制する因子の覚え方・ゴロ

ゴロ:成長を削ぐ (「そぐ」って読む。切り離して減らすこと。)

成長を削ぐ=成長ホルモンの分泌を抑制

そ → マトスタチンSS・マトメジンC

ぐ → ルコース(ブドウ糖)

したがって、GH成長ホルモンの分泌を抑制する因子

  • ソマトスタチンSS
  • ソマトメジンC(後述※)
  • グルコース(ブドウ糖)

と分かります。

※の説明

GH成長ホルモンは、肝臓からIGF-I:インスリン様成長因子 I(ソマトメジンC)を分泌させて、

全身の成長を促進させます。

ソマトメジンCが増加するとネガティブフィードバックが働き、GHを低下させます。

【なぜ、全て覚えるのか?】GH成長ホルモンの分泌を促進・抑制する因子

上記に出てきた因子は負荷試験で用いられます。

特に、成長ホルモン分泌不全性低身長で行う検査であるGH分泌負荷試験には下記試験が含まれます。

  • アルギニン負荷試験
  • プロプラノロール負荷試験(β遮断薬)
  • クロニジン負荷試験(α2刺激薬)
  • インスリン負荷試験
  • グルカゴン負荷試験
  • L-dopa負荷試験
  • GHRH負荷試験

少なくとも2種類以上の薬で検査を行い、2種類以上の検査でGH分泌が少なければ成長ホルモン分泌不全性低身長の診断となります。

GH分泌不全低身長症ではGH分泌刺激試験後でも低反応でGH濃度が上昇しません。

一方で、

  • グルコース負荷試験(ブドウ糖負荷試験)

GH産生腫瘍が原因なる先端巨大症の診断に使用され、

グルコース負荷では健常人のGHは分泌が抑制されますが、

GH生産腫瘍では抑制されない、または上昇するという特徴的な反応が見られます。

したがって、何を負荷したらどう反応するかを覚えないといけません。

先端巨大症の負荷試験の解説はコチラ↓

確認問題:医師国家試験

医師国家試験【100B63】
成長ホルモン分泌を抑制するのはどれか。
a L-dopa
b インスリン
c アルギニン
d ソマトスタチン
e プロプラノロール

答えは d

医師国家試験【105G03】
ブドウ糖負荷によって血中濃度が影響を受けるのはどれか。
a プロラクチン
b 成長ホルモン
c 甲状腺刺激ホルモン
d ノルアドレナリン
e プロゲステロン

答えは b

ブドウ糖=グルコースは成長ホルモンの分泌を抑制する。

【94A60】では「分泌を抑制するものの組み合わせで正しいのはどれか:成長ホルモン-ブドウ糖」→ 〇 という選択肢があった。

ブドウ糖=グルコースであり、ブドウ糖によって成長ホルモンの分泌は抑制されるので〇

【101B44】では「成長ホルモンはインスリン低血糖で増加する」→ 〇 という選択肢があった。

先端巨大症と関係させて、

【109B-56】では「先端巨大症にグルコースグルコース負荷試験」

【102l-23】では「ブドウ糖負荷試験で成長ホルモン低下」という選択肢もあった。

詳しくはコチラ↓↓↓

終わりに

お疲れ様でした。

参考になれば幸いです。

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