腎性尿崩症の原因の良い覚え方ないの~?
こういった悩みを解決します。
本記事では、
- 腎性尿崩症の原因となる電解質変化・薬剤の覚え方・ゴロ
- 腎性尿崩症が起こる機序
について紹介・解説します。
腎性尿崩症の英語は「nephrogenic diabetes insipidus」
「nephrogenic DI」と呼ばれたりする。
腎性尿崩症の原因の覚え方・ゴロ【電解質変化と薬剤】
ゴロ:高利で高価提携
高利で→こうり→高Liリチウム
高価→高Caカルシウム
提携→ていけー→低Kカリウム
すごく高い利子で高額な商品を売る提携を組んだイメージ。
したがって、腎性尿崩症の原因は、
- 高リチウム血症
- 高カルシウム血症
- 低カリウム血症
と分かります。
高リチウム血症の原因は躁病に使う薬剤「炭酸リチウム製剤」が
原因となりやすい。
リチウム・カリウム・カルシウムで腎性尿崩症が起こる機序
ここからは、国試には出ないがCBTで出題された知識問題。
電解質変化と病変の責任部位を選ばせる問題がありました。
今は覚えてないけど、メモを残しておきます。
ADH≒バソプレシン
高リチウム血症で腎性尿崩症が起こる機序
高リチウム血症では、「遠位尿細管と集合管」におけるADHのcAMP合成作用を阻害することで、多尿が見られます。
高カルシウム血症で腎性尿崩症が起こる機序
高カルシウム血症では「遠位尿細管と集合管」におけるADH感受性を低下させ、多尿がみられます。
低カリウム血症で腎性尿崩症が起こる機序
低カリウム血症では「ヘンレループ」におけるNaナトリウム再吸収が低下し、
濃縮力が低下するため、多尿が見られます。
終わりに
お疲れ様でした。
参考になれば幸いです。
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