ビタミンBの種類は沢山あって、欠乏症とか別名が覚えられない。
覚え方・ゴロを教えてほしい。
こういった悩みを解決します。
本記事では、ビタミンB9欠乏症と化学名(別名)「葉酸」の覚え方・ゴロを紹介します。
ゴロでサクッと覚えちゃおう!
おまけ:ビタミンB9=「葉酸」の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】
覚え方:ビタミンB9の「9」を反転させて重ねると「葉っぱ(葉酸)」が出来上がる!
意外と忘れがちで「B9=なんだっけ???」となることが多いから
視覚的に覚えておこう。
ビタミンB9欠乏症・化学名(別名)葉酸の覚え方・ゴロ【CBT国試対策】
ゴロ:ビックマック
ビック→B9
ビック→巨大→巨赤芽球性貧血
マック→マク→髄膜瘤(神経管閉鎖不全による二分脊椎や無脳症)
マック→マクドナルドのロゴといえば「M」
以上、前章のおまけも含めると、
- ビタミンB9の化学名(別名)は葉酸・ビタミンM
- ビタミンB9欠乏症(葉酸欠乏症)は巨赤芽球性貧血と髄膜瘤(神経管閉鎖不全による二分脊椎や無脳症)
と分かります。
妊娠初期に葉酸不足に陥ると、胎児・新生児の神経が正常に発達せず、神経管閉鎖不全が生じます。
したがって、妊娠を希望するすべての女性に対して葉酸摂取が推奨されています。
髄膜瘤(神経管閉鎖不全による二分脊椎や無脳症)については
産婦人科・小児科で解説予定です。
ビタミンB9「葉酸」とビタミンB12「コバラミン」は
DNA合成(核酸合成)に深くかかわります。
ビタミンB9「葉酸」欠乏症とビタミンB12「コバラミン」欠乏症の共通点として
- 巨赤芽球性貧血
があります。
これは、ゴロから
- 『ビタミンB9「葉酸」とビタミンB12「コバラミン」はDNA合成(核酸合成)に深く関わる』
と覚えておくと導けます。
赤血球は
- 造血幹細胞→赤芽球→鉄芽球→網赤血球→赤血球
という流れで作られます。
造血幹細胞は赤血球・白血球(好中球・リンパ球)・血小板の生みの親です。
復習ついでに赤血球の生産経路を確認しておこう!
赤血球の生産経路は
- step①脊髄内の造血幹細胞が赤芽球を生産する。
- step②赤芽球の核と細胞質が成長する。
- step③成長した赤芽球に鉄(ヘム)が組み込まれ鉄芽球になる。
- step④脱核(核の消失)し、網赤血球として末梢血液に放出される。
- step⑤網赤血球は1~2日で赤血球に成長する。
の5stepです。
stet②の時に、ビタミンB9またはビタミンB12が欠乏していると、
どうなるでしょうか?
核ではDNA合成(核酸合成)を行わないといけませんが、
ビタミンB9・ビタミンB12がないため、通常より時間がかかります。
細胞質の成長はビタミン欠乏と関係なく進んでいくので、
通常より長い時間が細胞質の形成についやされ、巨大化します。
このように細胞質が巨大化した結果生まれたのが巨赤芽球です。
終わりに
お疲れさまでした。
参考になれば幸いです。
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