副腎皮質ステロイドって具体的には何があるの?
こういった悩みを解決します。
本記事では副腎皮質ステロイド3種について、覚え方・ゴロとポイントの解説をします。
本当は強さによる分類とか色々あるけど、
とりあえず、国試的には3種だけ覚えればOK!
【国試で重要】副腎皮質ステロイド3種類ポイントまとめ【覚え方・ゴロ】
ゴロ:出来のひどいプレー
出来の→デキ→デキサメタゾン
ひどい→ヒドロコルチゾン
プレー→プレドニゾロン
したがって、
- デキサメタゾン
- ヒドロコルチゾン
- プレドニゾロン
は副腎皮質ステロイドと分かります。
国試の臨床問題で副腎皮質ステロイドではなく
具体的な名前で出てきたときに焦らないように知っておこう。
デキサメタゾン
デキサメタゾンは英語で「Dexamethasone」、略称でDEXと書きます。
Cushing症候群の「デキサメタゾン抑制試験・DEX負荷試験」として頻出です。
糖質コルチコイド(抗炎症作用):鉱質コルチコイド(アルドステロン作用)=25:0.01であるため、
負荷試験の他に、抗炎症作用を狙って用いられます。
ヒドロコルチゾン
ヒドロコルチゾンは副腎クリーゼの治療として出題されます。
理由は、他のステロイドに比べて鉱質コルチコイド(アルドステロン作用)が強く、
低ナトリウム血症や低血圧の改善に寄与するためです。
cf. 糖質コルチコイド(抗炎症作用):鉱質コルチコイド(アルドステロン作用)=1:1
プレドニゾロン
プレドニゾロンは国試に最も登場するステロイドで、
問題文中でも「プレドニゾロン~mg/日」等の記載があるので覚えておきましょう。
プレドニゾロンは抗炎症作用(≒免疫抑制作用)を狙って用いられます。
cf. 糖質コルチコイド(抗炎症作用):鉱質コルチコイド(アルドステロン作用)=4:0.8
プレドニゾロンはデキサメタゾンほど抗炎症作用は大きくないですが、
その分副作用も少ないため、適応疾患が多く、最も使用されることの多いステロイドです。
終わりに
お疲れ様でした。
参考になれば幸いです。
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