国家試験で頻出の 「イヌリン」 と「パラアミノ馬尿酸PAH」は
いつもゴチャゴチャになる。どう覚えたらいいの~???
こういった悩みを解決します。
本記事では 「糸球体濾過量GFRを見積もるための物質の覚え方・ゴロ」 に加えて、
試験で何が大切なのかを解説します。
「糸球体濾過量GFR」と 「腎血漿流量」 は
見積もるときに使う物質がそれぞれ違うんだよね。
ここを重点的に解説するよ!
糸球体濾過量GFRを見積もるための物質の覚え方・ゴロ
ゴロ:犬に血をくれ
犬に→ イヌリン
血を→ チオ硫酸ナトリウム
くれ→クレアチニン
したがって、糸球体濾過量GFRを見積もる物質は
- イヌリン
- チオ硫酸ナトリウム
- クレアチニン
です。
イヌリン、チオ硫酸ナトリウム、クレアチニンは 分泌も再吸収もされない(←試験に出ます)。
したがって、この物質は 血液→糸球体→尿 のルートしか通らないため糸球体濾過量が求められます。
パラアミノ馬尿酸は近位尿細管から分泌されるんだったね!
下でチェックしよう!
試験にでるポイント
国家試験の選択肢をみると、以下の3つを区別するのが重要です。
- 腎血漿流量を見積もるための物質
- 糸球体濾過量GFRを見積もるための物質
- eGFRを見積もるための3因子
今のうちに区別できるようにしましょう!
終わりに
お疲れ様でした。
参考になれば幸いです。
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