副甲状腺機能低下症の範囲で出てくる
AHO:Albright遺伝性骨異栄養症(Albrigth奇形)って何?
特徴が覚えられない。
こういった悩みを解決します。
本記事では試験で活かせる覚え方・ゴロを紹介します。
他の疾患と結び付けて試験に活かそう!
- AHO:Albright遺伝性骨異栄養症(Albrigth奇形)
- AHO:Albright hereditary osteodystrophy
AHO:Albright遺伝性骨異栄養症とは?覚え方・ゴロ【CBT国試対策】
Albright遺伝性骨異栄養症とは、偽性副甲状腺機能低下症の一部に見られる特徴的な身体所見です。
その特徴的な身体所見からAlbright奇形とも呼ばれます。
特徴的な身体所見として、
- 肥満
- 知能低下
- 低身長
- 第4.5中手骨短縮(短指症)
- 歯牙発育異常
等が挙げられます。
覚え方①:肥満・知能低下・低身長はPrader-Willi症候群の特徴と関連付けて覚える。
覚え方②:副甲状腺機能低下症によるカルシウム代謝異常の代償で骨・歯を作れないと考える。
覚え方①:肥満・知能低下・低身長はPrader-Wilil症候群の特徴と関連付けて覚える。
Albright遺伝性骨異栄養症はPrader-Willi症候群と特徴が似ているので、
Prader-Willi症候群の特徴を覚えてから結び付けて覚えましょう。
取っ掛かりが無いよりマシです。
覚え方②:副甲状腺機能低下症によるカルシウム代謝異常で骨・歯を作れないと考える。
副甲状腺機能低下症の骨代謝異常により、骨や歯といったカルシウムが必要な臓器に障害が起こります。
- 骨の障害→低身長・第4.5中手骨短縮(短指症)
- 歯の障害→歯牙発育異常
ココから先は試験に出ているわけではないけど、
イメージがあると覚えやすいから確認しておこう。
第4.5中手骨短縮(短指症)は上記の画像だと(a)と(c)が分かりやすいです。
また、上記の画像の(b)では、第2.3指の中手指節間関節(MP関節)の突起(knuckle:ナックル)はありますが、
第4.5中手骨短縮(短指症)によって、第4.5指の中手指節間関節(MP関節)の突起は無く、
くぼみ(dimple:ディンプル)となっています。
これをknuckle knuckle dimple dimple signと言い、Albright遺伝性骨異栄養症に特徴的な身体所見です。
ちなみに、上記の画像の(d)は
knuckle knuckle dimple knuckle signです。
終わりに
お疲れ様でした。
参考になれば幸いです。
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