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【医学部CBT】QBの勉強法10選「出題範囲とvolの組み合わせ」

医学部CBT対策でQBの勉強法
悩む人

医学部CBT対策として王道のQBクエスチョンバンクって
どう使うのが効率が良いの?
出題範囲とvolの組み合わせってどうなってるの?

こういった悩みを解決します。

本記事では

  • QBクエスチョンバンクの基本情報
  • 出題範囲とvolの組み合わせ
  • QBクエスチョンバンクを解く時の注意点や勉強法

を解説します。

ハレル

実際に使ってみて、後悔しているポイントがいくつかあるから、
ぜひ最後まで見てみてね(*^^)v

目次:クリックで飛べます。

出題範囲とvolの組み合わせ

初回の記事で解説したコアカリキュラム(出題範囲)とQBのvolの組み合わせを表にしました。

出題範囲(コアカリキュラム)出題割合
A 医師として求められる基本的な資質・能力
「倫理的な問題・常識問題」
 :QBではvol3に収録
AとB合わせて10%
B 社会と医学・医療
「公衆衛生(統計・法医学含む)」
 :QBではvol3に収録
AとB合わせて10%
C 医学一般
「基礎医学」
 :QBではvol1に収録
15%
D 人体各機関の正常構造と機能・病態・診断・治療
「疾患の知識(器官別)」
 :QBではvol2に収録
35%
E 全身に及ぶ生理学的変化・病態・診断・治療
「疾患の知識(器官別)」
 :QBではvol2に収録
20%
F 診療の基本
身体診察
 :QBではvol3に収録
20%
分かりやすい出題範囲と出題割合

まとめると、

vol1:基礎医学15%

vol2:臨床医学(疾患の知識(器官別))55%

vol3:医学総論・公衆衛生(症候学・病態、身体診察、公衆衛生)30%

vol4:多選択・4連問

vol5:追加問題

+削除問題(前年版から削除された問題)

になります。

詳しい説明は初回の記事に記載しました!

【医学部CBTを徹底解説】IRT・平均点・合格率・日程はいつ?【医学部CBT9割】

QBでは、vol2とvol3の出題形式(5択問題)を「多選択・4連問」に変えてvol4に、

新しい問題をvol5(追加問題)に分けています。

前年度から削除されたor学習効果がより高い問題と入れ替えになった問題は「削除問題」として入っています。

【QBって何問あるの?】

QBにはどれくらいの問題が入ってるかというと、

  • 基礎医学 約580問
  • 臨床医学 約1230問
  • 医学総論・公衆衛生 約360問
  • 多選択肢・4連問 約780問
  • 追加問題 約110問

合計3100問

ちなみに、削除問題 約660問 を合わせると 計3700問になります。

この多すぎる問題をいかに効率良く解くかでCBTの結果が変わります!

では、活用方法に入っていきましょう!

QBの勉強法と注意点

QBの勉強法と注意点①:初見でQBを解くのはNG

QBを解く前に必ずやってほしいことは、映像授業でポイントを把握することです。

初見でQBを解くと、QBの解答は覚えられるものの、

「何が大切なのか?」「他にどこが問われるのか?」が分かりません。

そうすると、一問一答形式の単純暗記になってしまい、結局本番で解けないという結末になってしまいます。

したがって、

  • 映像授業を確認してポイントをインプットした後に、
  • アウトプットとしてQBを用いる

のがオススメの勉強法となります。

悩む人

周辺知識をどれだけ知っているかが大切になるんだね!

QBの勉強法と注意点②:優先順位を決めて解こう

医学部CBTでは出題範囲の出題割合が決まっています。

つまり、出やすいポイントの範囲が分かっています。

vol1:基礎医学15%

vol2:臨床医学(疾患の知識(器官別))55%

vol3:医学総論・公衆衛生(症候学・病態、身体診察、公衆衛生)30%

以上より、臨床医学が約6割を占めることを考えると、最初に解くべきなのは臨床医学です

そしてこの臨床医学が基礎となって、多選択肢や4連問の対策ができます。

私が思う優先順位

  • 臨床医学
  • 医学総論・公衆衛生
  • 基礎医学
  • ④多選択肢
  • ⑤4連問

です。

④は基礎医学の内容と臨床医学の内容が入っていないと解けません。

⑤は臨床医学の内容と身体診察の内容が入っていないと解けません。

したがって、無理に早く手を付けるのではなく、①②③で基礎を固めてから④⑤の対策をしましょう。

ハレル

公衆衛生は国家試験で最も出題数が多い科目だよ!
だから、今のうち勉強しておけばCBTも取れるし、
国家試験対策も楽になる!

QBの勉強法と注意点③:一周目問題を活用しよう

QBには一周目問題という問題があります。

一周目問題とは、基礎的な内容で、まず初めに解いておいて欲しい問題です。

「検索ボックス」or「科目一覧の右端のグットマーク」から探すことができます。

ハレル

始めに解きたいのに、始めに知らなくて、
後々知るパターンが悲しい(>_<)

QBの勉強法と注意点④:QBの機能「ノート」は使うな!

QBの機能として、問題ごとにメモを書き込める「ノート機能」があります。

この「ノート機能」は見直しが「しにくい」のでオススメしません。

というのも、

  • ノート一覧を開くのに手間かかるので、定期的に見れない
  • ノート一覧から書き込みまでに手間がかかる
  • 文字が小さい
  • マーカーや色分けは出来ない
  • コピぺで満足してしまう

といったように、ノートとしてのメリットが少ないです。

これなら、GoodnoteやEvernoteの方が使いやすいです。

したがって、QBのノート機能は他の見直しがしやすいアプリ等で代用しましょう!

ハレル

ノート機能使ってみたものの、結局、見直ししなかった。

QBの勉強法と注意点⑤:QBの機能「◎〇△×」を有効活用しよう

QBでは自分の解答の結果を「◎〇×△」で保存できます。

例えば、同じ〇でも

  • 分かっていて合っていた〇
  • 不安だったけど合っていた〇

では、復習すべき優先順位が異なります。

このときは、不安だったけど合っていた問題を「△」とし、

次復習するときは△と×を中心に行うと効率が良いです。

さらに、もう絶対に間違えない問題を◎にしておけば、さらに復習する問題数を減らすことができます。

QBの機能「◎〇△×」を有効活用!

◎:絶対に間違えないレベルの問題

〇:合っていた問題

△:不安な問題

×:間違った問題

の4つで問題を分別しよう!

QBの勉強法と注意点⑥:1周目から完ぺきを目指すな!

勉強で大切なことは、まず全体を把握することです。

1周目から、1つ1つの問題を調べつくしていくと、時間が足りなくなってしまうかもしれません。

コツとしては、

  • 1回学んだことがあるような問題は調べる
  • 1回も聞いたことがない問題は後回しor友達に聞いてみる。

がオススメ!

あと、1周目にまとめノートは作らないほうが良いです。

医学部CBTの勉強法を総まとめ【19選】効率の良い勉強法とは?で解説しました。

大体どんな風にQBを解けばいいか? 方針の1例を挙げます。

【1周目】

まず全体を把握するために1問1問にこだわらず、「◎〇△×」を利用しながら解く。

聞いたことあるような問題は参考書等で確認する。

分からない問題は後回し。友達が知っていたら解説をお願いする。

まとめノートは作らない。

2周目】

ここから本格的に解説を読み始める。

ここで初めてまとめノートを作る。

友達に聞いたり、参考書等で確認する。

どこまで覚えるかの雰囲気を掴む。

【3周目】

まとめノートを確認。

実際に2周目で学んだことがどれだけ身についているのかの確認。

それ以降:ひたすら繰り返す。

QBの勉強法と注意点⑦:選択肢は全て考え、自分で解説できるように

QBの選択肢にはそれぞれ解説が書いてあります。

CBT本番はQBからそのまま問題がでるわけではないので、正答の選択肢を覚えるのでは意味がありません。

どっちかというと、選択肢を勉強することに価値があります。

CBT本番では、どれだけ選択肢を勉強してきたか?が問われると言っても過言ではないです。

したがって、QBを解くときは、

  • この選択肢の意味は?
  • この選択肢は何の病気の特徴?
  • この選択肢は何で答じゃないの?

といったように、自分で選択肢を解説できるようになっておくのがベストです。

QBの勉強法と注意点⑧:「あなたの成績」から「学内演習状況」を把握しよう

QBの検索ボックスの下には「あなたの成績」というボタンがあります。

そこを押すと、

  • 「学内演習状況」から、同じ大学内で自分がどれだけ問題演習をしてきたか
  • 「学内日別演習状況」から、同じ大学内で自分が1日でどれだけ問題演習をしたか

が分かります。

「学内演習状況」の活用法

QBは全部で3100問あるので、「学内演習状況」では

  • 縦軸に正答率
  • 横軸に3100問中何問に手を付けたか

が反映されます。(削除問題はカウントされません。)

ここで誤解して欲しくない注意点は

  • 3100問を早く解き終わる人が成績が良いとは限らない

です。

確かに、まず全体像をつかむことは大切ですが、闇雲に解くとは意味が違います。

  • 映像授業でポイントを掴み
  • QBの問題を読み込み、考え、
  • 自分の記憶にあるものは調べ、
  • 自分の知識にして進む

という過程が大切なのです。

失敗談として、同期が

「QBを早くに1周することを目標にしたら、1周解き終わった時にほとんど得たものが無かった」

と教えてくれました。

以上を踏まえた活用法は

「自分のペースで」「演習数下位10%に入らないように」

です。

自分で勉強出来る人には関係がないと思いますが、

「周りと同じ事をしていれば医学部生活で失敗しない」という話は良く聞きます。

それと同様に、周りより「格段に勉強していない状況」を回避するのが大切です。

なので、演習数で下位になりすぎないようにしながらも、自分のペースで勉強していきましょう。

学内日別演習状況の活用法

これも上記と同じように、周りより「格段に勉強していない状況」を回避するために使いましょう。

例えば、CBT1か月前の1週間、

周りの同期が毎日100問前後勉強しているのに、自分は0という場合、演習数を増やそうということです。

ハレル

私は「遅れてる!」って自分を焦らせて、
モチベーションにしました(笑)

QBの勉強法と注意点⑨:QBの解答が正しいとは限らない

おそらく、QBの解答を信じきっている学生が多いと思います。

しかし、QBの解答が間違っていることがあります。

少しでも疑問があったら、

問題の下部の「この問題について報告する」からエビデンスと一緒に報告しましょう。

今年度のQBは10問くらいは間違っていました。

おそらく、私が気が付いていないものもあるので、300問に1問は間違っていることがあると覚えておきましょう。

QBの勉強法と注意点⑩:選択肢の覚え方には気を付けよう

QBの勉強をしっかりしたとしても、本番で抜けるなんてことよくあります。

どれだけ確固たる知識になっているか?が大切になってきます。

そこでオススメなのが、「ゴロ・覚え方・まとめ」を上手く利用することです。

そうです、ゴロゴロ医学を活用してください!

本番で必ず役に立ちます!

終わりに

お疲れ様でした(*^^)v

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