ビタミンBの種類は沢山あって、欠乏症とか別名が覚えられない。
覚え方・ゴロを教えてほしい。
こういった悩みを解決します。
本記事では、ビタミンB6欠乏症と別名「ピリドキシン」の覚え方・ゴロを紹介します。
ゴロでサクッと覚えちゃおう!
ビタミンB6欠乏症・ピリドキシンの覚え方・ゴロ【CBT国試対策】
ゴロ:ビームで手がピリピリ
ビームで→B6
手が→鉄芽球性貧血
手が→てか→てんとうてんかん(点頭てんかん(West症候群))
ピリピリ→ピリドキシン
ピリピリ→ピリピリしびれるのは末梢神経障害
以上より、
- ビタミンB6の化学名(別名)はピリドキシン
- ビタミンB6欠乏症は末梢神経障害
- 鉄芽球性貧血や点頭てんかん(West症候群)の治療薬として用いる
と分かります。
頻出は末梢神経障害なのでまずは末梢神経障害を覚えましょう。
ビタミンB6欠乏症では末梢神経障害以外にけいれん発作・小球性低色素性貧血・口内炎・口角炎・皮膚炎があります。
これらは、ビタミンB6を治療に用いる疾患と関連付けて覚えられます。
- けいれん発作→点頭てんかん(West症候群)
- 小球性低色素性貧血→鉄芽球性貧血
そもそもビタミンB6欠乏症が出題されにくいので関連付けは必要ないかもしれませんが、
ビタミンB6と点頭てんかん(West症候群)・鉄芽球性貧血の関係は治療として大切なので押さえておきましょう。
追記します↓↓↓
点頭てんかん(West症候群)の治療はビタミンB6「ピリドキシン」
点頭てんかん(West症候群)のポイントは
- 結節性硬化症などが原因となり生後6か月前後にてんかん発作が起こる
- 治療薬はビタミンB6・ACTH・バルプロ酸
です。(詳しくは神経を参照。)
「てんかん発作→けいれんする→治療にビタミンB6を用いる」ということは、
「ビタミンB6はけいれんを抑える=ビタミンB6欠乏症でけいれんが生じる」と連想できます。
また、「6」を覚えておくと、6か月前後に好発するとも結び付けられます。
覚え方・ゴロは神経で解説予定!
お待ちください~
鉄芽球性貧血の治療はビタミンB6「ピリドキシン」
ビタミンB6「ピリドキシン」はタンパク質合成に関わり、特にヘモグロビン代謝で重要です。
鉄芽球性貧血のポイントは
- ヘモグロビン合成酵素のδ-アミノレブリン酸(ALAS2)の活性が低下し
小球性低色素性貧血~正球性低色素性貧血をきたす - 治療はビタミンB6
です。
「小球性低色素性貧血→治療にビタミンB6を用いる」ということは、
「ビタミンB6欠乏症で小球性低色素性貧血が生じる」と連想できます。
おまけ:ビタミンB6「ピリドキシン」欠乏症の口内炎・口角炎・皮膚炎の覚え方・ゴロ
国家試験でこんなに細かく覚える必要はないですが、
私のイメージを一応載せておきます。
覚え方のイメージ:2×3=6
2×3=6→ビタミンB2欠乏症とビタミンB3欠乏症の一部がビタミンB6欠乏症に含まれる。
ビタミンB2欠乏症→「口内炎・口角炎」
ビタミンB3欠乏症→「皮膚炎」
つまり、ビタミンB6欠乏症では「口内炎・口角炎・皮膚炎」が生じる。
進級試験・卒業試験に活用してください。
抗結核薬「イソニアジド」でビタミンB3とビタミンB6が欠乏する【覚え方・ゴロ】
ゴロ:アジトに去ろう
アジト→イソニアジド
去ろう→さ+ろう→3と6
以上より、
- 抗結核薬「イソニアジド」内服により、ビタミンB3欠乏・ビタミンB6欠乏が生じる
と分かります。
ペラグラの原因となるのは?→イソニアジドという問題があったので、
ビタミンB6以外にビタミンB3もまとめて覚えよう。
終わりに
お疲れさまでした。
参考になれば幸いです。
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